蘇 萌
Meng Su

資格・役職

博士(工学)

取り扱い分野

特許
電気・電子・ソフトウェア/化学・材料/機械・光学

略歴

東京大学大学院 工学系研究科 精密工学専攻 修士課程修了
東京大学大学院 工学系研究科 精密工学専攻 博士課程修了

2015年10月~2020年9月   ウェアラブル自己発電デバイスに関する研究に従事
2020年10月~       RYUKA国際特許事務所入所

研究内容

  • (1) 東京大学大学院の精密工学専攻修士課程で、低周波(5Hz以下、例えば環境振動)の確率共振を利用した摩擦電気エネルギーと圧電エネルギーを組み合わせた新しいハイブリッドエネルギー収穫法を開発しました。規則的な振動とノイズの多い振動の共振で、摩擦、衝撃や曲げによって発生する機械エネルギーを同時に収穫し、電気エネルギーに変換してIoTのマイクロセンサに電力を供給できる振動構成を設計しました[1]。

  • (2) 東京大学大学院の精密工学専攻博士課程で、カーボンナノチューブとポリマの混合物をベースに、小型センサ用のマイクロワットレベルの出力を持つ、リサイクル可能なウェアラブル電源について研究しました。様々な材料を探索し、摩擦発電特性を調べ、高圧エレクトロスピニングとエレクトロスプレー技術を使用して、絹の抽出物とカーボンナノチューブを合成し、良好な導電性、快適性、ウェアラブル安全性、発電特性を有する新しい複合材料にすることに成功し、それに基づいてウェアラブル電源を開発しました[2-4]。

  • [1] M. Su, Dai Kobayashi, et. al., IEEJ Transactions on Sensors and Micromachines, 2018
    [2] M. Su, J. Brugger, and BJ Kim, Journal of Physics(CS), vol. 1407, 012047, 2019)
    [3] M. Su and BJ Kim, ACS Appl. Nano Mater. 3, 10, 9759–9770, 2020
    [4] M. Su, J. Brugger and BJ Kim, IJPEM-GT, https://doi.org/10.1007/s40684-020-00212-8, 2020

《ひとこと》
研究経験と語学力を活かして、お客様のために最善を尽くさせていただきます。