【初学者向けシリーズ】TRIPS協定概論 解説動画
TRIPS協定(知的所有権の貿易関連の側面に関する協定)とは、知的所有権に関する国際的保護条約です。
工業所有権に関する国際的保護条約であるパリ条約と同様、内国民待遇(内外人平等)の原則を採用していますが、パリ条約では採用していない最恵国待遇(外外人平等)の原則も採用しています。
また、WTO加盟国(世界貿易機関加盟国)は、この協定の規定に反しないことを条件として、この協定において要求される保護よりも広範な保護を国内法令において実施することができます。
さらに、この協定における「知的所有権」とは、著作権及び関連する権利(隣接権)、商標権、地理的表示、意匠権、特許権、回路配置権、開示されていない情報の保護(営業秘密)をいいます。
ちなみに、TRIPS協定は73条までありますが、今回お動画はあくまで概論なので、TRIPS協定の根幹をなす事項について、「弁理士試験『究極の攻略法』」(中央経済社)に基づき、浅く解説しています。
教室、講義の収録に際し、LEC東京リーガルマインド 新宿エルタワー本校様にご協力いただきました。 弁理士などの資格取得を目指す方、ぜひアクセスしてみてください。
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